エンディング


ゼニス王を前にして、背後に並んでいるのはもう腐ってるんじゃないかというくらい長期間死体として馬車にいたバーバラと、ほとんど他人も同然なくらい長いこと会っていない皆さん。特にテリーなんかは本当に他人といっても差し支えない、主人公と1対1の勝負をしてボロ雑巾の如く負けている。その後、勝手に仲間に入ってきたテリーはカップラーメンが出来るよりも早くルイーダ行き。
そのテリー君が一言
「こういう場所は苦手でね、わるいけどひと足先に馬車にもどってるぜ。」
後を追ってミレーユが一言
「ごめんなさいね、そんなわけだからわたしも先に馬車にもどっているわ」


ああ、そうしてくれ
ただしその馬車は長年死体のみを運び続けた代物だがな!!



別れ際にミレーユはゼニス王に「ではゼニス王……」と挨拶をして去っていった


ゼニス王は思った



(……だれだこいつ)




他にもエンディングには突っ込みどころが満載だけど、これはもう一人旅を経験した者にしか分からないようなネタになるんで書かないで置きます。